ゲームパソコンとは…

早い話がパソコンでゲームを行うために必要な性能を保持しているパソコンを指します。最も重要視されているのが「グラフィックボード」と呼ばれる部品です。パソコンゲームは進化して非常に高度な3Dグラフィックスを描写できるようになりました。バックグラウンドでは複雑な処理をしてディスプレイに映像を映し出しています。

家庭用ゲーム機よりも綺麗で快適な映像を楽しむためにはゲーム向けのグラフィックボード、複雑な処理を高速で行う高性能なCPUを搭載しているのがゲームパソコンの大きな特徴となります。

グラフィックボードとは…

ゲーム用パソコンには「グラフィックボード」と呼ばれる部品が搭載されています。グラボ、ビデオカード、グラフィックカード、GPUなど様々な呼び名があります。簡単に言うと映像に関するデータを処理してディスプレイモニターに映像を映す役割をしているパーツになります。グラフィックボード自体はゲーム用でない一般向けパソコンにも搭載されています。

ただ、一般向けパソコンの多くはグラフィックボード単体ではなくCPU内蔵、マザーボード上に組まれているなどディスプレイに映像を映し出す最低限の性能にしか持ちあわせていません。

ビジネス用途、インターネットを楽しむ程度の利用であれば組み込まれた状態のグラフィックボードでも良いのですが、ゲームのような複雑な映像処理ができません。またグラフィックボード自体、非常に高額なパーツで電力を激しく消費する部品になっているので大衆向けパソコンではコストが合わずに搭載されていないものが多いです。

高度な3Dグラフィック映像を映し出すには内蔵タイプは力不足、動作してもフリーズしたり、映像がカクカク、もっさりといった動作になりがちです。そこでゲームに最適化されたグラフィックボードを搭載したパソコンが必要になってきます。

グラフィックボードは映像処理専門のパーツでありグラフィックボードの性能が良いほど実写に近いような映像をディスプレイ上に映し出すことが可能となっています。

以上は一般向けパソコンと大きく違うポイントになります。そしてもう一つゲーム用パソコンは大きな特徴を持っています。

熱暴走を抑える冷却機能

複雑なデータ処理を行っているグラフィックカード、CPUは稼働していると熱を発生させます。ゲームを始めれば10分〜20分で切り上げることは少ないです。長ければ半日以上もゲームをする方だっています。そうなると非常に各パーツは熱を持ち性能を低下させてしまいます。あげくには故障、パソコントラブルを引き起こす可能性もあります。

そのため熱を逃すための空調機能が大切です。
ゲーム用パソコンというのは熱の発生を想定して開発されているため一般向けパソコンとはは違い高い冷却機能を兼ね備えています。

そしてこれがゲーム用パソコンのシェアはほとんどがデスクトップに限定される理由にもなっています。その理由としてノート型パソコンは内部に空きがなく熱処理を施す部分も少ないです。つまり熱を上手に逃がす機能がデスクトップに比べると格段に弱いことに繋がります。

反面、デスクトップ型はケースが大きく内部もゆとりがある設計です。ノート型よりも冷却性、拡張性を高めることができるためゲーム用パソコンの主流はデスクトップ型になっています。

グラフィックボードだけではないゲームパソコンで重要視されるパーツ

先に述べたように映像を綺麗に映し出す性能は「グラフィックボード」に大きく左右されます。そのためゲーム用パソコンでは高性能なグラフィックボードを搭載しています。

しかし、グラフィックボードだけ性能が良ければ万全であるとは言い難いです。高性能なグラフィックボード以外に重要とされるパーツには以下の2つがあります。

CPU

よくCPUはパソコンの頭脳と例えられます。まさにその通りで映像処理はグラフィックカードが担っていますが、それ以外のデータ処理、制御は全てCPUが行っています。

CPUにも様々なグレードがあり高性能なほど処理が早いです。この処理速度はゲームの快適性にも繋がります。CPUパーツは2社が独占状態ですが日本において知名度、搭載数が多いのはIntel社のモデルになります。

パソコンのどこかに必ずCPUを表すシールが貼ってあると思うので確認してみてください。90%近くの割合でIntel製のはずです。

CPU性能はグラフィックカードと似ており、複数の数字が記載されていますが、数字の数が大きいほど高性能となります。また年々、最新ゲームも求めてくるスペックが大きくなっています。グラフィックカード、CPUはできるだけ最新世代モデルを使うと快適なゲームプレイに直結します。

メモリ

メモリはCPUが処理するデータ保管場所になります。保管といっても一時的です。パソコンの電源を切ればメモリ内で保管されていたデータは消失します。そしてこのメモリ容量は大きければ大きいほど多くの情報を保管することができます。

CPUがデータを処理する作業台とも言われており簡単に例えると小さいデスクよりも大きいデスクの方が作業がしやすいよね!といった感じで容量は大きい方が良いといった安直な考えでOKです。

現在のゲームタイトルを一通りみると求めてくるメモリ容量は4GB〜8GBが主流になってきています。ですから最低でもメモリ容量は8GBの確保が絶対になります。

しかし、これはゲームを起動している時だけの話。ゲーム以外に動画配信、Photoshop、Illustrator、CADなど違った作業を行う場合にはより多くのメモリが必要になってきます。もしメモリ要求スペックが8GBのゲームだったら少しキツイです。ですから最近は8GBでなく16GBのメモリ容量が最適になりつつあります。これは今後発売されるゲームによってさらにメモリスペックはあがってくる可能性だってあります。現在32GBなどは持て余す容量ですが今後は16GB〜32GBがゲームパソコンの主流になる日も来るかもしれません。

高性能なゲームパソコンを手に入れる場所

ここまでゲームパソコンについて長ったらしく解説をしてきました。最後はゲームができるパソコンはどこで買えば良いのか?になります。

大手メーカーの一般向けパソコンはゲームに向かないと書きました。ではどこならゲーム用パソコンが販売されているのか?

ゲーム用パソコンを手に入れるには以下の3つが主流となります。

  • 自作PC
  • BTOパソコン
  • BTOショップのオリジナルブランド

自作PC

パソコン内部の構造、システムのインストール、パーツの知識、組み立ての知識などがあれば自作PCといった方法も有りです。

しかし、知識もない状態でいきなり自分でゲーム用途に合わせたパソコンを組み立てるのは至難の業です。よって多くの人にゲーム用パソコンを自作するといった手段はなくなります。保証もつかないので私もお勧めしません。

BTOパソコン

BTOパソコンは受注生産式です。
注文が入ってからパソコンを組み立てていきます。そして注文時に各パーツ部分を自分の好きな部品を選ぶことができます。組み立てはBTOショップの方が行うので自分はパソコンのベース選び、パーツ選びをするだけです。

ゲーム用パソコンを手に入れる最も一般的な方法となります。BTOパソコンはBTOショップが取扱をしておりドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房、ツクモ、サイコムなどが有名です。

関連記事:BTOパソコンとは?

BTOショップのゲームブランド

上で述べたBTOショップ、実はゲーム特化したオリジナルブランドを立ち上げているケースが多いです。こちらもBTOなのでパーツカスマイズは可能ですが最初からゲームが快適に動作するようなスペックでパソコンを組み立てています。自分でゼロからパーツ選定をしなくても良いので大変人気になっています。

BTOショップ各社で「ゲーム推奨PC」といったパソコンを販売しています。これは組み立てて対象ゲームが快適にプレイできることを検証したモデルになります。

やりたいゲームがあって対象のゲーム推奨PCがあればカスマイズすることなく高画質で快適にプレイができます。プレイしたいゲームが絞られている場合はお勧めです。最新ゲーム、古いゲームなど幅広くプレイしたい場合はゲーム推奨PCではなくゲームブランドでも高性能モデルを選べばどんなゲームも快適プレイができます。

当サイトもこのBTOショップのゲーム特化ブランドに絞って予算、グラフィックボード、ゲーム推奨モデルなどを紹介させて頂いています。

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